モジラ、更新頻度の低いESR版「Firefox」を開発へ

 Mozillaは、「Firefox」の「Extended Support Release」(ESR)バージョンを開発する計画に着手した。同ブラウザの通常バージョンが6週間ごとに更新されるのに対し、ESRは更新頻度が比較的低いエディションだ。 Mozillaは、高速リリース開発サイクルへの強い反発を受けて、2011年にFirefoxのESRバージョンを提案した。 高速リリースによってFirefoxの新機能をより迅速に公開できることから、Mozillaは今後もこの手法を維持する。だが、導入するソフトウェアを入念にテストしたり、カスタムアドオンが動かなくなる事態が頻発しないよう確認したりすることが必要な企業などさまざまな組織にとって、高速リリースは相性が良くない。 ESRの当初の提案では、通常版を5回リリース(30週間)するごとに新バージョンを公開し、各バージョンのサポートは7サイクル(42週間)にわたって提供するとしていた。だがMozillaは、ESRを提案してから数カ月に及ぶ議論の中で、この更新頻度を下げた。 Mozillaで製品担当バイスプレジデントを務めるJay Sullivan氏は、米国時間1月10日のブログ投稿(http://blog.mozilla.com/blog/2012/01/10/delivering-a-mozilla-firefox-extended-support-release/)で次のように述べている。「ESRのリリースは1年に1回になる予定で、これらの組織に提供されるバージョンのFirefoxは、セキュリティアップデートを受け取るが、ウェブまたはFirefoxアドオンのプラットフォームに対する変更は行わない。われわれは多くの組織と協力して、最新のセキュリティアップデートに対する彼らのニーズと、アプリケーションの検証作業にかかる負担軽減を求める要望の間で、ESRがバランスをとれるよう努めてきた」 Mozillaは、同社の法人向けFirefoxページ(https://wiki.mozilla.org/Enterprise)で、この計画について詳述している。

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